2006年01月24日

野村ノートを読んで

率直な感想として、ノムさんは本当に「勝つ事=プロ」を徹底追及する人だなと感じました。まずは野球人としての前に、人間としての意識改革、節度ある行動、一つ一つの挨拶、など細部にわたる徹底した「原理・原則」の追及。
そして野球に関しても、まずは一にも二にも基礎の繰り返し。早期の段階で選手個々人の能力を見極め、長所・短所の追求。そしてバントや守備練習などの徹底的に基礎固め・・・。はっきりいってこれ程「プロとして勝つ事に撤する」監督も本当にいないと思います。しかし、上記のような事は実は誰でも思いつき一見即実行できそうなものですが、それがなかなか実行できないのです。その理由としては「即効性がない」「手間に比べてリターンが少ない」等々、目先の長打力や選手のスター性を追及しがちな野球界においてはやはり即効性がないものは軽視されてしまいます。確かにこういったすぐに結果を出さなければいけない立場としてはいささか仕方のない部分もあると思われます。しかしやはり、チームの事を考え根幹からしっかりしたものを作ろうと思えば、この選手の基礎育成段階は誰かが買って出る必要があり避けては通る事のできない問題です。そういった意味でも、ノムさんの「できる部分はどんなに小さい改革でも徹底的にやる」そしてそうやって小さな成果を積み上げて積み上げて積み上げてしっかりとした揺らぐ事の無い土台を作って、そして最後にそこに長距離だの剛速球だのの飛び道具を効率的に無駄なく補うという野球理論はまさに完璧であるといわざる終えません。そしてこれは弱小時代のヤクルトを基礎から改革しなおし、あれだけの結果を何年にもわたって出し続けたノムさんだからこそ初めていえる台詞なのかもしれません。



ノムさん野球のフローチャート

1.徹底的に選手に「人間としてのあり方」を説く
         ↓
2.基礎体力充実を図る中で選手の特性を分析・把握する
         ↓
3.野村ノートを選手に読ませ野球の真髄を説く
         ↓
4.特性に合わせて、徹底的な「バント」「守備練習」「藻類練習」を繰り返す
         ↓
5.4で鍛え抜かれ、選抜された選手に飛び道具を持つ選手を加えチームが完成する


こういったノムさんの考えは、「人としての生き方」という意味で、野球選手のみならず
私達にもいい影響を及ぼすものだと思います。



野村ノート
野村克也



野村克也と極秘の兵法―野村ID野球から学ぶ経営の英知と人が生きるための知恵"
野村克也



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posted by 野球小僧 at 22:32 | Comment(0) | TrackBack(1) | 野球雑記
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